令和2年安中市議会第2回定例会は6月5日から18日までの14日間の会期で開催されました。
一般質問は、6月15日と16日に行われ、高橋よしのぶ議員は「総合射撃場改修工事の市の対応について」市執行部の考えを質しました。
群馬県安中総合射撃場改修工事の市の対応について
質問(高橋):県に市の考えや住民要望を、どのように要望してきたのか?
答弁(産業政策部長):県は、新しいライフル射撃場は、群馬県クレー射撃場への併設が合理的としました。本市は、騒音に対する住民感情、鉛の回収を長年していない、近隣に民間ライフル射撃場がある等の理由で、県に対し反対の立場で意見書を提出しました。
その後、県の基本構想に対し、音の半減対策と、蓄積した鉛の除去、今後、鉛弾の回収が容易な構造にする事等、住民要望をふまえ、県に要望しました。
その結果、要望が基本設計に十分反映されたので、住民説明会を経て、県と合意しました。
問:鉛の撤去方法は?
答:当初、3,000㎡でしたが、着弾地点を中心に8,000㎡で鉛の回収を行いました。
問:撤去した土壌と鉛の量は?
答:1,943tと聞いています。鉛の量は不明との事です。
問:音の半減対策の結果はどうか?
答:防音壁を6.5mから8mにかさ上げを行いました。
問:音の検証と対策は?
答:シミュレーションでは半減する予定ですが、専門業者に調査を委託し、その結果で対策を行うとの事です。
問:オープンの時期はいつか?
答:7月中と聞いています。
一般質問に立つ、高橋議員 |